ども!
がりぼんッスヾ(゚∀゚ゞ)
本日のブログ記事は前回からの続きで、愛知県の豊田市にある小原(おばら)に行った時のお話。
ここは、小原にある山城「市場城址(いちばじょうし)」

この写真は、本丸で撮影した記念写真。
市場城址は山城なんだけど、遊歩道も整備されていて、お散歩するのにも良さそうな山道だった。

まぁ、時折「マムシに注意!」なんていう、恐ろしい看板がありつつも、けっこう気軽に散策できる感じの山道だったね。
山城を見学するというよりも、紅葉や四季桜を見に来たり、散歩を楽しんでいるような人もいたしね。

全体図の看板を見ると、クルッと一周してこられるみたい。
順路と書いてある方向へ進んでいったよ。
歩いている途中で、こんな感じのとても小さなお地蔵さん?が、いくつもいたんだけど…。

特に説明書きなども無く、どんな信仰があるのかとか、どんな意味があるのかなどは、わからずじまいだったね。
なんだか妙に気になるお地蔵さんだったんだけど、何だったんだろうな?
しばらくすると、市場城主の供養塔が登場。

もしかしたら、この供養塔と関係があるのかな?
そうこうしながら歩いているうちに、本丸に到着。

この石垣は、本丸手前にあった「櫓(やぐら)」の石垣のようだ。
戦国時代のお城だったみたいだけど、けっこう立派な石垣が残っていて驚き(・ω・)

正面から見ると、かなり立派な石垣なんだけどさ。
少し裏の方へ回ってみると、こんな感じになっているの。

なんか、メチャメチャ途中までしか無いんだよね。
石の積み方を見ると、形も大きさもバラバラだから、自然の石を利用した「野面積み(のづらづみ)」っていう積み方らしい。

けどさ、自然の石を利用したっていっても、こんなにキレイに積めるものなの?
素人目に見ても、かなりピタッと、キッチリ&ガッチリ組まれているように見えるんだけど…(`・д・´)
石を成形する技術も難しいとは思うけど、自然の石を使ってここまでキレイに積み上げるほうが、遙かに難しいんじゃないの?

いやいや、大変でしょ?この作業(・ε・`*)
どうやら、この積み方は古い時代の石垣なんだって。
だから戦国時代の当時としては、石垣を作るなんてかなりの最先端技術だったそうだ。
そう考えると、重要な正面だけはしっかり石垣を作ったけど、全部作るだけのお金も時間も無かったということみたい。

それに、この市場城があった場所は、三河地方(愛知県の東部)に当たる場所で、徳川方の重要な拠点だったみたいなんだよね。
戦国時代の市場城は、まさに戦うための城だったんだろうね。
現代の市場城址はと言うと、紅葉がとんでもなくキレイで、見応え抜群の絶景スポットだった。

四季桜は、若干散り始めていたけどね…。
季節がよければ、山城散策と紅葉や四季桜の景色も同時に楽しむことができるよ。
山城ってさ、詳しく知ろうとすると、けっこう難しかったりするんだけど…。
例えば、この「竪堀群(たてぼりぐん)」とか↓

地面をくぼませることで、敵の動きを制限して、防御力アップを狙ったものなんだけど。
市場城のは、このくぼみ(土塁と竪堀)が交互にいくつか隣り合わせになっている「畝上竪堀群(うねじょうたてぼりぐん)」になっているそうなんだ。
これが見られる市場城址は、山城がたくさんある愛知県の中でも、とても貴重なんだってさ。
とまぁ、そんな感じ。
動画ではもう少し詳しく説明しているので、興味のある方は、ぜひぜひ見てみてね↓
いやぁ~、市場城址の散策、なかなか良かったな(`・∀・´)
道も歩きやすかったし、距離も丁度よい長さだったしね。

冬はちょっと寒いだろうけど…。
春には桜が咲くだろうし、秋には紅葉と四季桜が同時に楽しめるのが魅力的だよね。
もともと歴史などには詳しくなかったけど…。
山城散策としても、石垣なども残っているから結構。。。
楽しめた!⇓
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